宝箱

その時々の気持ちを。

アイドルとして山田くんがくれる言葉

始めに、ブログを書くのはほぼ初心者なのだけど、どうしても残したい想いがあって今回綴ってみる。

 

ここでいう、山田くんとは男性アイドルグループHey!Say!JUMPに所属する山田涼介さんのこと。

 

すでに矢先不安だけど、山田くんがくれる言葉はいつも素敵で優しくて心が温かくなる。まるで魔法のよう。と、そう。今回は山田くんがくれる言葉をもとにどうしてこんなにも胸に刺さるんだろう…。そして、そのくれた言葉をどこかに残しておきたいという一心で進めたいと思う。

 

※2016〜2019年の山田くんの発言に基づいて話を進めています 

※発言の時期は前後しています

※本当に長いです。とにかく長いです 

※ごちゃごちゃしてます

※こんな考えもあるんだ程度に…

 

山田くんがくれた言葉①

 

早速だけどこれは前置き程度に個人的に私が忘れられない言葉として……

「この先もずっとずっと一緒にいて…くれるんでしょ…?」

これはHey! Say! JUMP LIVE 2016-2017 DEAR. 1/1夜の部の公演の挨拶で山田くんが言った言葉。

「こんな僕達ですけど、今年なんと10歳なるんです!!」と勿論特別な年だけど10周年はあくまでも通過点なんだと。

「ここから見える景色は本当に綺麗なんです。よく見えてますよ。」の後にそう言った山田くん。

 

実はこの公演の席は天井席だった。同じ会場とはいえステージに立つ彼らはとても遠かった。勿論あの席から見える景色も特別で綺麗で素晴らしいものだということは間違いない…

 

ただ、自分は常にこの世の中に数多く存在するファンの中のたった1人のちっぽけな存在なんだと頭の片隅にいつもあるネガティブなやつなのだ。ファンに対して“応援してもらってる”と山田くんはよく言うけど、自分としては“応援させてもらってる”という感覚の方が近くて。勝手に応援してるだけなんだと。

 

LIVEってそれを直で感じる時間というか。周りを見れば、年齢も性別も熱量も住んでる場所も好きになったタイミングもそれぞれ違うかもしれないけれど、共通することといえば、その公演に値する対価を払った上でJUMPのパフォーマンスを見にこの会場にきているということ。それはもう沢山の人達で会場が溢れていて。

ドームの広い会場でキラキラ輝く彼らを山田くんを遠くから見てて

「あぁ…本当にすごい人(達)を私は応援してるんだな…」

とこの日も楽しみながらそう痛感していた。

そう感じてしまう程、彼らの存在の大きさに呆然としてまう。それは初めて彼らを目の前にした訳でもなくて、むしろ少しずつでも魅力的で凄くて素敵な部分を知っていってきたから気づき芽生えた気持ちなのかもしれない。寂しさ…という言葉では表せない、なんだか不思議な気持ち。そんな思いを吹き飛ばすかのように。

この言葉を聞いた時胸がきゅっとなって、色んな感情が溢れて温かい気持ちになった。今でもあの時の自分のドキドキした気持ちと山田くんがそういった事で出来たあの温かい会場の空間を思い出す。あまりにも優しくこちらに問いかけるように言うもんだから…疑問形ではありながらも、その時の表情はどこか自信に満ちた優しい表情だった。 

大好きな山田くんからいてくれんでしょ?って言われたら

思わず「います!!いや、いていいんですか…?いさせてください!!」

って心の中で叫ばざるおえない…

 

何故自分は山田くんのファンでい続けてるのかと考えた時に、簡単に言葉は出てこないけどこの時から今現在の時間に至っての中では間違いなくこの時に感じた気持ちの存在は自分の中ではとても大きい。それくらい衝撃を受けた一言。

 

 

山田くんがくれた言葉②

 

ここで、実際アイドルである山田くんと山田くんのファンとして居る自分との距離感ってどんなもんなんだろうと

 

どんな界隅でも、誰かを応援する立場(ファン)の間で生まれる“大きくなっていく事が嬉しい反面、遠い存在になっていくことが寂しい” という感情は、やっぱりよくあることだと思う

 

1つ繋がるエピソードとして……

某番組で以前(2016年11月放送)

「山田ファンじゃなくなったキッカケ」としてインタビューを受けた女性の「Q.山田が○○になりすぎたから」と言った形式でそれは何故なのか当てるというクイズが出題された。本人の前でその理由を話される場面を見た事が無いものだからとても興味深かった。バライティー番組ではあるし、イジられるのは目に見えたけど(山田くんごめん汗)なかなか無い瞬間なのかなと

とはいえ、めちゃくちゃ真剣に考えてる山田くん

ファン心理としては多分多くの人がすぐに思いついた思う…

 

※ここからその一連の流れをレポ形式で…

光くんの回答「エステとか行き始めたから」と事実いじりされながらも、笑みは零れつつ真剣に考えてる様子。「エステは…そうですねぇあの〜まぁお肌の手入れも大事かなと思って…」「行ったんですね?」「いっ…行きました…(苦笑)」と。

絶対その理由じゃないし個人的にはエステとか美意識高っ!!!となるだけのオチ…(笑)光くんナイスボケ!

 

再び答えを促され、「…あ。ちょっともう。手の届かない所まで行き過ぎちゃったみたいな

おぉ…それよ…!!!絶対それだ…!でも本人的にはボケたつもりの言い方。

「ということは?」と促されて「えっ」まさか…?な戸惑いをみせる山田くん。

考えた末「スターになり過ぎちゃった」そこでやっと正解。「えっ!!」と再び驚く山田くん。

お決まりのスタジオメンバーからの冷やかしイジりが始まるが「ちょっと待って×2違う違う違う!!」と立ち上がってまで全力否定。

「本当にちょっとボケたつもりだったんです僕」と子犬のような山田くん。

いや…山田くんどう考えてもそれだよ…!!と。

答え合わせVTRで

ビックになりすぎちゃって山田くん!デビューから応援してたんで、嬉しいんですけど遠い存在です本当に」と言う女性に

「そんなことない!そんなことないですよ!」と首を振りながらいう山田くん。

 

これはもう本当に謙虚オブ謙虚すぎて…頭を抱えた。そして冒頭でも言ったけど、そういった生のリアルな声を本人が聞く瞬間はみるのは貴重だ…そして、ファンとしては、その「遠い存在」とワードを出される事はアイドル本人、山田くんにとってどう受け止めて考えるのだろう?と気になって仕方なかった。

 

勿論そのファン心理を本人が100%理解出来ていない訳では無いと思っている…実際のところ年数を重ねるごとに確実に山田くんを応援するファンの方は増え続けてるだろうし、それと並行してインタビューを受けた女性のようにずっと昔から応援してた方からしたらそう感じてしまってる人も少なくないのかもしれない。それは山田くんも感じ取っているのではないのかなと…はたまた、この問題形式で出されたものが山田くんにとっても知るキッカケになったのかもしれない…。これはあくまでも自分の予想だけど。

 

ただ私がJUMPを山田くんを応援し始めた時点で既に遠い雲の上の存在。現時点私にとっては寂しいとやっぱりまた別の感情なのだけど、もちろんその心理も年数を重ねる事に変わるとだろうし、やっぱり人それぞれだろう。

 

そして、山田くんがこの距離感について触れた発言があった。

 

これは、冒頭と同日(『DEAR.』ドームツアー2017年1月1月)の山田くんの挨拶の言葉。

「2017年は今まで以上に頑張って、ファンの子達と“近い距離”で愛を育んでいきたいなと思ってます」(1部)

「もっともっとファンの皆とより“近い距離”で一緒に楽しめる場を作っていけたらなと今年は強く思っていますので、楽しみにしててください」(2部)

 

より “近い距離で”と口した山田くんがとても印象的だった。果たしてこの距離って物理的なものなのか

 

私が先程(山田くんがくれた言葉①)話したことと繋がるが、LIVEに至っての話では大きな会場程、物理的な距離感はもちろん遠い。山田くんやJUMPを応援するファンが増えれば増えるほど遠くなってしまう。物理的に遠ければやっぱり精神的にも「遠い存在だ…」と思わざるおえない。それほど大きな存在なのだから。

でも、山田くんがこの日強調するように何度も口にした“より近い距離で”。どんな意味であろうと紛れもなく、ファンを想い寄り添った言葉で間違いない…結果どんなに物理的には近い距離であろうとなかろうと、そう言葉にしファンの気持ちに寄り添ってくれるだけで、救われるものがあると私は思う…

10周年という節目を迎える前に『もっともっと近い距離で』と宣言する山田くんの優しい想いに胸が打たれた。もしかしたらファン心理の我儘な部分なのかもしれない。でもそうやって自然と言葉にする山田くんはやっぱりすごいなぁ…と。

 

山田くんがくれた言葉③

 

では、山田くんにとってアイドルとしての時間。LIVEの時間。本当はどんな時間…?

以前、

ファンになにかあげるとしたら? 

といった話題で、山田くんがJUMPメンバーとの会話の中に

「うーん...あげない!何もあげないぐらいの関係がいい。届きそうで届かないのが、ちょうどいいなって思うから」(『SorL 』2018年)

と答えた山田くんがいた。山田くんの中でのアイドル像がその一言に全て詰まってる気がした。届きそう届かない…ちょっぴりどこか切ないけど、でもきっとその関係性であるから成り立つものがあるんだと。

 

と同時に、

 

10周年を迎えてのライブ(『I/O』ドームツアー2017年)での挨拶で

「これからの僕達の時間をあげるので、皆の時間を僕達にください」

といっていた事を思い出した…。

 

唯一、山田くんがくれるもの。それは“アイドルとしている時間”なんだと。この場としてはステージ上での時間のように聞こえるけど、人生の半分以上をアイドルとして生きてきた山田くん。もはや、唯一という言葉はふさわしくない…人生賭けてアイドルをしてくれているからこその言葉なのだと思うと胸が熱くなった。

 

たった一言だけど、こんなこと言われたら泣いちゃうよな…

 

これを踏まえた上で

 

2019年、去年の夏。というとやっぱり色々複雑な気持ちで過ごしたものだった。

ただそんな中での最上級の癒しがあった

 

山田くん主演のドラマセミオトコ』〜!!!!

間違いなくこれに救われた。本当に…

 

(今回はドラマの内容については一旦おいておいて…)話したいのは“セミオトコ”のドラマをやるにあたっての質問に対するの山田くんの答え。

Q.ご自信が「なんて素晴らしい世界なんだ」思うことはどんな時ですか?

わ!!いい質問!!!山田くんはなんて答えるんだろう??山田くんのなんて素晴らしい世界なんだと思う瞬間…どんなとき?ゲームしてる時か…!なんて考えてれば…

「そうですねぇ……まぁでも本当に…分かりやすく良い景色を見させてもらってるなと思うのはやっぱりこう…まぁ今のドラマの現場でももちろんそうなんですけれども…」

あれ…これは真剣モードだ。

「う〜〜ん、LIVE…でオープニングでバンってお客さんの前に出た時には、やっぱり特別な景色というか僕達にしか見れない景色がそこにはあるので…素晴らしい世界といいますか。素敵な本当に、景色を皆さんに見させていただいてるなと、いつも感謝しています」

……はっ〜〜〜!!!(泣)

 

違う記事では

Q.セミは地上に出てから7日間で生涯を終える。山田自身、あと1週間しか生きられないとしたら?

はてはて、、、興味深い。

 「まずは家族で過ごして、最終日はライブをやりたい。やっぱりライブをやる時間って、僕の中でかなり特別な時間。ファンの方と唯一、触れ合えるというか同じ空間にいられる場所。やっていても面白いし、幸せを感じられる瞬間。最終日はライブをやって、メンバーと一緒にいながらファンの人と『バイバ~イ』って」

 

うぅ………………(泣)

 

とても嬉しかった。山田くん自身役者のお仕事で大活躍している状況下であり、勿論その姿を応援出来ることも自分の中での日々の楽しみであって原動力…でもやっぱりアイドル姿の山田くんも応援したい。なのに、その場所を奪ってしまったことの申し訳なさとモヤモヤ…そんな気持ちでいた時に、“LIVEでの景色”と口にしてくれたのだ。どんな状況下であってもその場所を大切にしてくれてる。改めてそう言葉にしてくれることに、とても嬉しかった… 

やっぱり、歌って踊ってるアイドル姿の山田くんを見れることが自分の好きな時間。そして、その自分の勝手な好きという気持ち以上に、“アイドルとして活動している時間”が本人にとって、幸せで特別な時間だと思ってくれてる事が自分の中で何より1番嬉しいことなんだと思う。本人がそう思って活動してくれるからこそ、私はその時間を好きなのだから。それ程、アイドルである山田くんに魅了されているのだ…

そして、常に誰かの想いを抱え、ファンの数分好きの形があって、熱量も求めてるもバラバラで。そんなファンの期待を背負っているアイドルという存在がとても儚いと思うからこそ。

ここで一つ例えばだけど、髪型。自分の好きなように髪型を変えて楽しむことに悪い事はあるだろうか。全くない。それなのに、髪型ひとつにしても、「皆の意見を一気に全部取り入れることは出来ないけど…」と申し訳なさそうに話す山田くんがいる。自分のビジュアルまでもファンの気持ちを汲み取り、常に気にかけてくれる彼なのだ。それをアイドルだからという言葉だけでは片付けられない…

あまりにも健気で優しくて、泣けてくる…

 

それでも、山田くんは“求められること”に熱意がわくのだと。必要とされる事実さえあれば、何にでも熱中できるのだと話す彼は、この仕事を「天職」だと言ってくれる…

それは

「僕はある意味、自由を手放す代わりに他の人が見られない景色をみさせてもらっている。」

からなんだと。その自由を手放す覚悟をもって天職といってくれている、こんなに涙ぐましいことは無い…。これも全て、アイドルとして活動してくれていることに感謝しかないからこそ。

 

もうここまできて何を言ってるのか分からなくなってきたが…アイドルの定義なんぞ、評論家でも無いし一般人の私なんかが簡単に語れるものはない。でも、山田くんのいちファンとしてこれだけは言いたい。いつでも真っ直ぐに想いや考えを言葉にしてくれる山田くんだからこそ、沢山の人がついていきたくて仕方ないのだ、と。本人は言葉の引き出しが多い訳ではないというけど、やっぱり山田くんがくれる言葉の一つ一つは物凄いパワーと影響力がある。その期待は時に、プレッシャーとなり、本人を苦しめてしまうのではないかと思うこともある。それは、現にあったと思う。それでも期待してしまうのは、いつも誠実に真摯にファンと向き合ってくれる山田くんだからこそ…それでいて、そんな山田くんにいちファンとしてあるべき姿を考えさせられる。

 

……と、実はここまで何だかんだでズルズルと1ヶ月間ほど綴り続け遂に山田くんの27歳の誕生日を迎えてしまった…。(笑)何故なら山田くんのアイドルとしてくれる言葉をこんな私が、簡単に語れるものでは無いのだから…(汗)

 

私はとんでもない人のアイドル人生について触れてしまったが、それでも山田くんのくれた愛の溢れた言葉を、ほんの一部にすぎないかもしれないけどここに残したいと思う。けして、このブログが本人に届いて欲しい訳でないけど、この気持ちをただここに綴り残しておきたい。またもしいちファンとして何かを見失いそうになった時のための、自戒の念も込めて。 そして、山田くんがこれからまたくれる一つ一つの言葉が沢山の人を幸せにしてくれるように、山田くんの幸せを心から願います…。

 

 

改めて山田くん27歳のお誕生日おめでとうございます

この世界に生まれアイドルでいてくれてありがとう

 

 

 

最後に岡田監督によるアイドルとファンの関係を肯定したいという思いで進められたドラマのあの名場面のセリフをここに…

「僕とおかゆさんは、生きて死ぬ世界は違うのかもしれない。でも、愛し合いました。時間は短いのかもしれない。でも、僕もおかゆさんも愛し合った。好きで好きでたまらなかった。その時間は永遠には続かないのかもしれません。でも、その時間は確かにあったんだ。僕は消えてしまうのかもしれない。でも、おかゆさんはちゃんと覚えててください。この時間を、この幸せだった時間を力にしてください。幸せに生きてください。それが僕の願いです。」 (セミオトコ 8話より)